ごあいさつ
♪Diary
素敵な合同コンサートに感謝!
2003年、主人の指揮でアメリカツアーの時に立ち寄った大学。
ここで、指揮者Robert Calonico氏とのご縁ができ、
13年越しで今回の演奏会となりました。指揮者自ら舞台で主人との思い出を語ってくださいました。
最後の交流ワークショップでは総勢約200人が舞台上に。主人が楽譜を差し上げたいう酒井格作曲の「たなばた」を。。。
目を閉じて聴くと在りし日の指揮台の上の彼が思い出されました。
どんなにこの日に振りたかったでしょう!
沢山の方がいらしてくださいました。
久しぶりの方にもお会い出来て
本当に嬉しかったです。
Calonico氏からの私へのプレゼントも嬉しかったです。
そして、ずっと行きたかったホルンマークのお店。
主人へのお志のお礼にさせていただいたものですが、
いまだに使うごとに主人を思い出して下さるとおっしゃってくださいます。
店主の方にもやっと会え、
とても素敵な主人を偲ぶ日になりました。
月光荘は、ホルンと月が象徴のお店。
1月にお星様になった愛犬ルナも一緒に偲びました。
心からすべてに感謝いたします。ありがとうございます。
そう、そして、書いている今日は、
主人の11ヶ月目の月命日です。
来月で1年になるのですね~。
でも、こんなにこんなに…
どこにいっても皆さんが主人の思い出を語ってくださり、
なんて幸せなんでしょう!
お陰で、私も幸せです。
主人もルナもクーもマルシュも、
みんな一緒にいる感じですし…。
先に逝った大切な人達も、
きっとあちらで幸せにいることを信じて、
更に私はこの世で精進しなければ、
と思います。
東大&UCバークレー合同コンサート
末尾に、このチラシの詳しい情報を記してあります。
「日本へ行くなら楠山先生を訪ねて東京大学と共演したい」
という話が昨年UCバークレーの指揮者からあったのだそうです。
彼らは来日し、
両校の共演は実現しますが…。(涙)
主催者の方からは、
メモリアルとしての気持ちも込めた演奏会ですので、
たくさんの方にお越しいただけましたら、
というメッセージをいただいています。
主人のと交友のありました皆さま、
もちろん、そうでない方もいらしていただけましたら嬉しいです。
入場無料です。
主人は最後まで東大の吹奏楽部のことを気にしていていました。
ことに、この、2003年に行ったカリフォルニアとニューヨークのカーネギーホールのアメリカ公演は思い出深く、
よく、目を輝かせて話していました。
ですから、このチラシを見て涙が止まらなくなり大洪水ですが、
心より感謝申し上げます。
東大との合同演奏会ページはこちらです。
http://www.wpjapan.com/mtarchives/000427.html
東京大学&
カリフォルニア大学バークレー校
吹奏楽合同演奏会
University of Tokyo &
University of California
Band Concert
東大とUCバークレーが初めて共演したのは2003年。東大吹奏楽部がアメリカ公演でサンフランシスコへ立ち寄ったときでした。会場はハーブスト劇場。UCバークレー各楽団の指揮者として、Cal Bandアジアツアーの一環として東大と再共演できることを喜ばしく思います。特に「七夕」を一緒に演奏することは私にとっては特別の意味があります。この曲の譜面は2003年に東大吹奏楽部の指揮者であった故・楠山光彦氏から友情の印として寄贈いただいたものだからです。
ロバート・カロニコ博士
(UCバークレー楽団指揮者)
University of Tokyo and UC Berkeley first shared a stage in 2003, when UTWE visited San Francisco as part of their U.S. tour. Both UTWE and the UC Berkeley Wind Ensemble performed at Herbst Theater. As Director of Bands at UC Berkeley, I am delighted to have an opportunity to rekindle our relationship with UTWE as part of Cal Band's Asia tour. In particular, performing Seventh Night with UTWE carries a special personal meaning for me. The score for this piece was a gift from late Maestro Mitsuhiko Kusuyama as a token of friendship.
Dr. Robert Calonico
Director of Bands, UC Berkeley
めぐろパーシモンホール大ホール
Meguro Persimmon Hall Large Hall
東京都目黒区八雲1-1-1
1-1-1, Yakumo, Meguto, Tokyo
TEL: 03-5701-2924
東急東横線「都立大学駅」徒歩7分
7-minute walk from "Toritsudaigaku",
Tokyo Toyoko Line
2016年5月25日(水)
WED May 25th, 2016
18:30開場/19:00開演
OPEN 6:30pm / START 7:00pm
入場無料 admission free
申し込みフォーム
Application Form
http://goo.gl/forms/l5vYJRHk8U
ヴァージナルとクラヴィコード
アメリカからズッカーマンの華やかなヴァージナルが来たから弾いてみませんか?
とお誘い頂き、行ってきました。
エリザベス一世のイメージだそうです。
小さいのになかなか指ごたえのある芯のしっかりした音でした。
でも、その中に優しさと愛らしさが微笑ましく、
わたしはここにいるわ!というような存在感のある楽器でした。
そして、私の不得意だった四角いクラヴィコード。
今日は向かい合うわよ!
と思って弾き始めたら、なんだか馴染んできて、だんだん気持ちよくなってきました。
指の方向や力加減で音が生きたり死んだりする非常に微妙な楽器です。
鍵盤は1~2mmしか下がらないし、
音も微かなので、音色の変化も集中力がいるため、
楽器と自分だけの世界に入ってしまいます。
チェンバロの音が大きく聴こえてビックリするほどです。
バッハの時代はもちろん、ハイドンも大変好んだ楽器だそうです。
楽器独り占めして至福の時間でした。ありがとうございました!
帰って来て、
ピアノがどれ程怪物のような音かしら?
と弾いてみたら、
指も体勢も調整されていて、
ピアノもとてもふくよかな音になっていました。
なるほど、クラヴィコードが弾けたら、どんな鍵盤でも弾きやすくなる、
…本当のようです。
この講習会も予約しました。
ストリング けい 発表会
4/30 安部慶子先生の門下の発表会でした。
と、東京、横浜、遠く新潟の魚沼からも集まった発表会。
ソロ、アンサンブル、コンチェルト…
狭いところにぎゅーぎゅーでしたが、
和やかなコンサートになりました。
そして、ランチのおむすび基金
日本レスキュー 熊本緊急募金
被災された方々と犬猫たちのために
に寄付させていただきました。
いろいろその2~発表会など
その間に熊本の大震災もあり、
被災された方には心からお見舞い、お悔やみを申し上げます。
こうやって、普通に生活できていることが、どれだけ有り難いことか…
毎日、ありがとうございます!
と言わずにはいられません。
もうすぐ5月なのに、4月始めのことを書こうとしています。
4/10は生徒の発表会でした。
毎年のように大人も子供も真剣です。
嬉しかったのはホルンの生徒さんが5人も出て下さったこと。
主人がいなくなっても、こうやって集まってくれて、
しかも、焼津市や静岡市からも…
感謝です。
一番喜んでいるのは主人でしょう。
気配がしましたもの(*^^*)
その2日前は
秋田国際教養大学の入学式で、
慶子さんのヴァイオリンとチェンバロで、祝賀演奏をさせていただきました。
チェンバロは、私が4年半前に、やはり9月の入学式で弾かせていただいて以来、
倉庫の中で眠っていました。
学長さんが大の音楽好きで、ご自分もヴァイオリンを弾かれ、良い楽器をお持ちでした。
大学にもピアノのフルコンサートとチェンバロとを置かれ、
コンサートをなさるおつもりでしたでしょうにお亡くなりになり、
楽器もそのままになっていました。
今回、新しい職員の方も、幻のチェンバロを楽しみにしていて下さったようです。
前回と同じように、製作者の久保田さんがメンテナンスにいらして、調律もしてくださると思ったら、
ヤマハさんが調整して下さっていたらしく、
調律は奏者の方ができるはずだから、
ということで、
呑気に構えて行った私でしたが、
慌てて、調律表を送ってもらい、
なんとか良い音に仕上がりました。
調律中の真剣な私
バッハとヘンデルのヴァイオリンソナタの抜粋と、
ルイ クープランの短いチェンバロソロを弾かせていただいたのですが、
とても好評だったらしく、
先生方、ご父兄の方にお礼を言われ、
チェンバロの存在感に驚きました。
もっと弾いてあげてほしいものです。
そのあとは、友人のオーケストラの入団オーディションにお付き合いしたり、
ですが、
週何回もの本番からは解放され、
ちょっとホッとしています。
先週は、大阪に嫁いだクラリネットの親友と10年ぶりぐらいに会うべく、
名古屋まで行ってきました。
新緑が美しく、ご機嫌でした。
こんな時だけれど、会える時に会っておかないと、
と、再会を喜んだ次第です。