ごあいさつ
♪Diary
ヴィエール (ハーディ・ガーディ) がやってくる!!
今年も、くすやまホールでは、素敵な加久間朋子先生のチェンバロとともに、
バロックのコンサートを開催いたします。
2025年10月4日 土曜日、二回公演です。
今回は、もう、お馴染みとなった「フラウト・トラヴェルソ」
そして、初登場「ヴィエール」という楽器をお披露目いたします。
ヴィエールはフランス語。英語でハーディ・ガーディ。
名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね?
でも、実物はなかなか見られないもの・・・
その楽器が、茅ヶ崎のくすやまホールにやってきます。
当初は、とても身分の低い庶民の楽器として発生したようですが(古いものは10世紀ごろ?)
次第に一般の人にも受け入れられるようになり、
18世紀頃には、宮廷音楽にまで発展するなど、当時では人気があったのですね?
奏法は、基本的に、このチラシの貴婦人が持っているように、
奏者は楽器を横にして、膝の上に置き、片手でハンドルを回して、片手で鍵盤を弾き、
中では弦が鳴るというなんとも不思議な楽器です。
私も、この楽器は去年初めて見ることができ、
美しいフォルムと、素朴な音色、そして、その興味深い演奏法に感動しました。
ぜひぜひ、この稀に見る楽器を沢山の方に見て、聴いていただきたいと思います。
ヴィエールについて熱く語ってしまいましたが、
この度の奏者、野崎先生は、フラウト・トラヴェルソでもとても活躍なさっていらっしゃる方で、
こちらも、素晴らしく、きっと、沢山の種類の楽器を持ってきてくださるのではないかしら?
と、そちらも楽しみです。
加久間先生は、もうお馴染み。
チェンバロという楽器にあらゆる角度から多彩な表情を見せてくださり、
なにしろ、「かっこいい!!」という言葉がぴったりな古楽器奏者です。
当日は、興味深いものがギュッと詰まった濃縮されたコンサートになること間違い無しで、
きっとあっという間に時間が経ってしまいそうです。
ご来場お待ちしています♡
フルートとチェンバロのコンサート
尊敬する師匠、加久間朋子先生と段田尚子先生の素敵なコンサート、ありがとうございました。
流石のお二人のコンサートでした。
客席いっぱいの拍手。
真ん中の高畠亜生先生の作品は世界初演で、「陰陽」組曲。チェンバロの絶え間ない動きにフルートが自由に飛び回るように、きっちり楽譜が書いてある、という…
明と暗、この世とあの世、はたまた宇宙の果てまで、お二人の演奏の作曲者の魂の融合を見た気がします。
曲も演奏も素晴らしかったです。
ティータイムにはいつもの友季子さんのお菓子が美味しい❣️と感激の声。
(写真撮り忘れました…)
反省は、私は演奏する側になることが多く、当日のスタッフはお任せしてしまうことが多いので、
スタッフ側になったら、モタモタして、一緒にいてくださったその日の世界初演の作曲家さんに急遽受付やお茶出しを手伝っていただいてしまったり…
まぁ、それが和やかな雰囲気にもなったのですが…
そうそう、そして、フルーティスト段田尚子さんのご主人ホセイン・ゴルバさんは著名なアーティストさん(彫刻家)でいらして、住んでいらしたお国のイタリアはもちろん、葉山や真鶴の庭園にも作品があるようで、いつか行ってみたいと思います。
たくさんの素敵な繋がりに感謝です💕
ピアノ連弾アンコール作品集コンサート♫
マリンバのコンサート終了
マリンバのコンサートはやはり盛り上がりました。
大人も子供も早く動くマレット、
右や左へのステップ、
動きがあるとインパクトがありますね。
チェンバロとマリンバの組み合わせも意外と素敵で、気持ちよかったそうです。
コロンビアダンスは…
コロンビアでは子供の頃学校でマリンバを習う、と、美希さんの生徒さんのおばあさま(コロンビア人)のお話もあったようで、その文化が反映されたような効果がありました。
美希さんも、楽しくて仕方なかったようで、この曲を選んで良かった、と思いました。
私は、といえば、連弾の時の上のパートではほとんど出てこないし、日本や西洋音楽ではあまり見られないような複雑なリズムに挑戦‼︎
で少し苦労しました。
が、、できるようになると、これがまた、とても楽しかったのです。
アンコールは、運動会でよく使われる、
クシコスポストと道化師のギャロップ、
マリンバ定番の曲で、お客様もとても楽しんでくださいました。
そうそう、ピアノソロは
Oriol Rangel (オリオル ランヘル)のプレリュードを弾きました。
コロンピアで手書きの楽譜しかなかったものをMiguelが浄書した楽譜で勉強したのですが、
もしかしたら日本初演だったのかもしれません。
お客様も気に入ってくださったようで、「弾きたい‼︎」の声が多く、嬉しかったです。
近々、くすやまホールショップにて、ダウンロード出来るよう、アップする予定です。
次回は、10月26日(土)
デザートのような小さなアンコールのような曲を集めた曲たちを
Miguelとの連弾でお送りいたします♫
マリンバとピアノのコンサート 2
コンサート約一週間前となりました。
この1ヶ月いろいろと試行錯誤の毎日。
後半のコロンビア舞曲は、Miguelさんが連弾用を全く違うアレンジにしました。彼が今まであまり縁のなかったマリンバという楽器にチャレンジしたので、美希ちゃんからのアドバイスもあったり、私もあれこれ注文出したり、やっと楽譜として落ち着いたのが先週。この作業は大変だけれど楽しい。そして、弾きやすいようにコピー屋さんで製本。美希ちゃんは大感激💓これから追い込みます。
が、今日からチェンバロの合宿。台風の中を何とか移動中。こちらも楽しみ&頑張らねば…‼︎
予定通り帰れることを祈るばかり。
お席もまだ少しございます。お楽しみいただけたら嬉しいです。
あ!それから、コロンビア舞曲のマリンバとピアノの濃厚な会話が織りなす編曲をしてもらったら、カルメンのメロディと伴奏というeasyな編曲がつまらなくなって、急に二人で気持ちが萎え…プログラムを変更しました。最初は、マリンバとチェンバロでバッハを弾くことにして(意外と合うのです)…カルメンは、良い編曲が出来上がったらプログラムに入れようと思います。