ごあいさつ
♪Diary
連弾 シューベルト ロンド ニ長調
連弾には欠かせないシューベルトの曲。
今、勉強しているのは、いままでも何度かコンサートでも弾いた「ロンドop.138, D608」
とても愛らしい曲です。
今までは、ヘンレ版で勉強していました。
ドイツものといえば、「原典版ヘンレ」と半ば決まっているようなもので、まずは信用して手に入れます。
もちろん、昔からある多くの作曲家が出版したベーレンライター、ブライトコブフも信頼のできる楽譜出版社ですが…
この度、イングリット ヘブラーさんのCDを聴いていたら、長さも音も違う。
デムス、スコダの連弾も…
ミゲルの先生たちのCDも…
この三者はほぼ同じ出版社らしい。
そこからその楽譜の謎を解くために、あちこち調べ…
シューベルトの初版らしいものを見つけました。
うゎ、CDと同じ…
なぜ、こんなに違うのか…
この曲は、まず、生徒さんのために書いたもので、その時は出版していなかったらしい。
そして、そのあと出版するために手を入れて、ブリリアントな音形や構成を考え直したのかもしれません。
ヘンレ版は、シューベルトの死後に遺作のような形で出版しているので、
もしかしたら、最初のバージョンが発見されて、それを原典版という形で出版したのかも…
などと探偵のようにミステリーを楽しんでいます。
ちなみに初版は、ウィーンのアントン ディアベリ社のようです。
ブライトコブフもほぼ同じ楽譜でした。
今まで、ヘンレ版で弾いていたので、編集されている部分、カットされている部分にビックリしながらも、今までとひと味もふた味も違う、しかも初版で弾けることを楽しんでいます。
チェンバロの合宿
イタリアトスカーナ 歴史的鍵盤楽器見学ツアー 1
2020年に行くはずだったイタリア。
コロナのおかげで延期になり、今年。
イタリアの教会のオルガンを中心に、教会、学校などをまわりました。
企画は、私たちのチェンバロの先生である加久間先生。
とても素敵な出会いがたくさんありました。
実は私はイタリアは初めてで、ワクワク。
ツアーは現地集合、現地解散だったため、その前後は自由に計画を立てられたので、
フィレンツェ - ミラノ - フィレンツェ - ヴェネツィア - フィレンツェ
とフィレンツェのホテルに大きなスーツケースを置かせていただいて身軽にまわりました。
忘備録も兼ねて、少しずつ書いていきたいと思います。
3/23金曜日午前に羽田を出発し、その日の現地時間の夜遅くにフィレンツェ空港着。
ホテルは大きな主要駅、サンタ・マリア・ノッベラ駅から歩いて5分もかからないとても便利なところで、朝食が美味しいことで選んだのだそうです。
ほんとうにコロネ、ケーキなども豊富にあり美味しかったです。
(ホテルのロビー アンティークのウィーン製のピアノ)
2/24(土)
ゆっくり朝食をいただいて、まずはアカデミア美術館へ。
前の晩は夜着いて、ワイン飲んで寝るだけ寝るだけだったので、とりあえず時差ボケはなかったような…
ホテルから歩いて3分ぐらいのサンタ・マリア・ノッベラ教会。
そして、フィレンツェのシンボルのドゥオモ、サンタ・マリア・デルフィオーレ教会が見えてきます。
どこも長蛇の列。
美術館も日本でチケットを買っておいてよかった‼︎
アカデミア美術館の有名なミケランジェロのダビデ像。彫刻の数も半端ではなく…
午後はウフィッツイ美術館。
本当は、最後の日に、と思っていたのに、どうしてもチケットが取れず、仕方なくハシゴ。
その前にベッキオ橋。
ウフィッツイの前にもダビデ像があり、
これはレプリカ。
名画の数々。
もう、もう、部屋の数、展示の量、半端なく、
朝のアカデミア美術館からの集中もあり、
疲れました。
次回、もし、また行くことがあれば、丸一日ウフィッツイ美術館で過ごしたいです。
夜は、友達のそのお友達がフィレンツェで音楽家として住んでいるということで、彼女と夕食。
いろいろとアドバイスしていただきました。
まぁ、でも、ユーロが高くてビックリでした。
つづく・・・
礼拝のオルガン奏楽
5週間に一度のオルガンのご奉仕の日でした。
私のオルガン歴はまだ5年。
ピアニストだから問題ないでしょう、といつも言われます。
いやいや・・・・
足鍵盤を操ることが最大の難関です。
ピアノは、両手を使えば弾けますし、足はペダルだけ。
もちろんペダルもとても難しいし、左のペダルも使いますが、耳でタイミングを見ながら(聴くのではなく見る感じ)踏んでいくのです。
オルガンは、といえば鍵盤と同じぐらいの幅に大きな鍵盤があり、それを足で弾く。
楽譜は、といえば、ヘ音記号で書かれているため、左手と足鍵盤が頭の中でごちゃごちゃになり、
どちらの譜をどちらが弾くのかとっさにわからなくなるのです。
レッスンも時々受け、とても勉強になりますが、まあ、大変。
練習時間も教会の関係で限られているし、ピアノの練習もしなければならない(当たり前ですが)。
まあ、言ってみればいつも練習不足なんですが。
先生は「まだその曲持ってるの?まあ、ピアノで活躍している人はオルガンやめちゃう人が多いけど、よく続いているわよね。それだけでも偉いわ。」
と慰めてくださいますが。
忙しいと辞めたくなっちゃうけれど、教会のオルガニストになってしまったので辞めるわけに行かずなんとか頑張っているわけですが・・・
とにかく、オルガンは、右手と左手と足の3者が良いアンサンブルをしなければならないのでものすごい集中力が必要です。
大ホールのオルガニストを務めていらっしゃる先生でさえ、時々、左手と足が混合してしまうと聞いてちょっと安心しましたが・・・
自分としては最大の努力が求められます。
(小さいときにエレクトーンを弾いていた人は問題ないそうです。歳取ってからは鈍くなりますから。)
先日の礼拝では、自分としてはちょっとむずかしい曲で、でも集中すれば大丈夫、というところまで練習したのですが・・・
奏楽中、たった4分の間に、オルガンの両側にあるドアから右左交互に幼児とそのママが出たり入ったり・・・
それも何度も・・・
案の定、集中が途切れて、危ないこと数回。
止まることはなく、なんとか最後まで弾ききりましたが、時々変な音を出したりしてショック!!
そして、その日の説教は「誘惑」
なんだか、試されていたような気がしてなりません。
そんなことがあっても集中しなさい!!って。
演奏が終わったら、パタリとその親子は姿を見せなくなりました。
練習風景を録音してあったのでちょっと・・・(私のレベルなりに)
「救いは来たれリ」作曲者不詳
サザンオールスターズ四日間ライブ
今週の水、木、土、日…
サザンのライブが近くの茅ヶ崎野球行われます。
それに伴い、交通規制、観衆の人々での混雑が予想されます。
月曜日からリハーサルが始まり、我が家でも良く聞こえてきました。
すごいですよ〜!
東海道線の臨時電車も出るし、
学校も午前授業になるし…
茅ヶ崎市をあげての大イベント。
でも、これだけのファンを持って長い間生き抜けるのはすごいと思います。
茅ヶ崎はサザンがいっぱい。
以前「漁港道路」と言われていた道は「サザン通り」
「茅ヶ崎海水浴場」は「サザンビーチ」となり、
道ではどこからともなくサザンのオルゴールのような音が流れています。
あ、もちろんJRの発車音はサザンの「希望の轍」
ただいま、サザン色で染まっています。
そんな中、加山雄三の銅像ができる話もあり…
でも、サザンの名前をつけたビーチに加山雄三の
銅像は…などという意見もあったりで、どうなるのでしょうね?
みんなのビーチだと思うのですが。
南口のバス通りは「雄三通り」または「若大将通り」という名前がついています。
あと、尾崎紀世彦も茅ヶ崎出身です。
有名人もですが…
家から10分以内のところに海があって、
太平洋が見渡せて、
富士山も見えて、
空気も良くて、
良いところに住んでいるなぁ!
といつも幸せな気持ちになります。