ごあいさつ
♪Diary
リトルコンサート(発表会)終了
またまた、しばらくぶりになってしまいました。
書きたいことはたくさんあり、コロンビア🇨🇴に行ってきたこと、
3月末のソプラノのコンサート
書こうと思いつつ、コロンビアから帰ってきてからは、ソプラノのコンサートの練習の日々…
コンサート終わった次の日から体調崩し(悔しい‼︎)
(疲れと風邪と花粉... 咳がひどいときはお酒を飲むと悪化することを学びました ^^;)
発表会の準備もあり…
その発表会も楽しく終わりました。
幼児も大人も、プロを目指す人も、アマチュアも、
それぞれにそれぞれのストーリーがあり、
沢山のことを克服しながらこの日を迎えました。
完璧なんてあり得ません。
でも、何かに向かってベストを尽くすこと、
その時間を大切にすること、
幼児にとっては、先生との関わり方を学ぶ大切な時期でもあります。
今、自分があるのは「自分だけの頑張りじゃない、親御さん、先生、関わる人のおかげ‼︎」
と、どんな小さなことでも、いつも感謝の気持ちを持つことも忘れないように育ってほしいな、と思っています。
赤ちゃんだった子もだんだん育って行って、だんだん頼りになり、いろいろ手伝ってくれる子も多くなり、頼もしいです。
それから、嬉しかったこと・・・
卒業して音楽方面に行った子が戻ってきて演奏してくれたこと、
しばらくお休みなさっていた方が何人も聴きにいらしてくださったこと。
普段お会いできなくても、レッスンにいらっしゃらなくても、
こうやって音楽を通じて繋がっていられることの幸せを感じました。
さて、来年も生徒のみなさんが、拙いながらも自分に挑戦していく姿を見るのが楽しみです。
何もしなければ、何も残らないけれど、
何か行動を起こせば、何かが生まれるのですよね。
失敗とか、成功とか、試験ではないので関係ありません。
自分とどう向き合っていかれるか、です。
私も、どんどん歳を取ります。
でも、「歳」じゃないんだよな〜〜!!
なんて思ったりします。。。
渡航前のコンサート
2/2コンサート終了。
長丁場のプログラムでしたが、みなさま一生懸命に聴いてくださって感謝です。
シューベルトは、31歳の若さでこの世を去っていますが、沢山の連弾曲があります。
日本で有名な曲は「軍隊行進曲」と「ファンタジー」ぐらいですが…
4本の手を弦楽四重奏のように巧みに編み込んでいく作風はとても好きです。
今回の曲は、未完成だったものを何人かの手によって、演奏できる形態にされたもので、可愛らしいテーマは引き込まれます。
モシュコフキーは、「異国から」の題名のとおり、ロシア、ドイツ、スペイン、ポーランド、イタリア、ハンガリーの6曲からできていて、それぞれのお国の特徴が出ています。
演奏後、あれがよかった、これが面白かった、なんていうお話も聞けて嬉しかっです。
前半最後、日本人にとっては中田喜直「日本の四季」は好評でした。ちょこちょこ顔を出す、誰もが知っている曲。こういう歌たちがなくなってほしくないですね。
そして、このプログラムとこの衣装で今月末から@コロンビアで演奏してきます。この衣装は、立川のLaLaLaからお借りしました。 2021年の東日本大震災で被災した石巻の呉服屋さんから譲り受けたもので、流されて売り物にならなくなった高級な沢山の着物や反物などをなんとか生かしたくてリメイクして作られたものです。
そして、汚れを目立たなくするため、藍染めをしたら、帯の錦糸がこんなに綺麗に現れました。
あと、能登の地震で被災した着物のリメイク衣装も持っていこうと思います。
あまり知られていない日本の文化を知っていただきたいと思っています。
コロンビアでは、今、私たちが行くことを楽しみにしていてくださっていて、沢山の準備をしてくださっています。ありがたいです‼︎
連弾 シューベルト ロンド ニ長調
連弾には欠かせないシューベルトの曲。
今、勉強しているのは、いままでも何度かコンサートでも弾いた「ロンドop.138, D608」
とても愛らしい曲です。
今までは、ヘンレ版で勉強していました。
ドイツものといえば、「原典版ヘンレ」と半ば決まっているようなもので、まずは信用して手に入れます。
もちろん、昔からある多くの作曲家が出版したベーレンライター、ブライトコブフも信頼のできる楽譜出版社ですが…
この度、イングリット ヘブラーさんのCDを聴いていたら、長さも音も違う。
デムス、スコダの連弾も…
ミゲルの先生たちのCDも…
この三者はほぼ同じ出版社らしい。
そこからその楽譜の謎を解くために、あちこち調べ…
シューベルトの初版らしいものを見つけました。
うゎ、CDと同じ…
なぜ、こんなに違うのか…
この曲は、まず、生徒さんのために書いたもので、その時は出版していなかったらしい。
そして、そのあと出版するために手を入れて、ブリリアントな音形や構成を考え直したのかもしれません。
ヘンレ版は、シューベルトの死後に遺作のような形で出版しているので、
もしかしたら、最初のバージョンが発見されて、それを原典版という形で出版したのかも…
などと探偵のようにミステリーを楽しんでいます。
ちなみに初版は、ウィーンのアントン ディアベリ社のようです。
ブライトコブフもほぼ同じ楽譜でした。
今まで、ヘンレ版で弾いていたので、編集されている部分、カットされている部分にビックリしながらも、今までとひと味もふた味も違う、しかも初版で弾けることを楽しんでいます。
大人も子供も仲良し
先日のトリオの研究会もあるけれど、
うちの生徒たちはみんな仲が良い。
コミュニケーションがあるというのかな?
以前から、大人同士で連弾を組んだり、
など、それぞれに個人的にも良い友達となっている。
長い生徒は、もう35年ぐらい家族ぐるみで良い関係を保っている。
最近の仲良し大人たちは「勉強会」なるものをそれぞれのお家を順番に会場にしながら、お茶とお話に花を咲かせているようです。
ピアノも、それぞれ、一応、練習して聴き合って連弾も楽しんでいるみたいです。
子供達も、先日のトリオの後は、
レッスンではお互いモジモジしているのに、
その日の帰りには、もう公園で遊ぶ約束をし、
別のグループも、そこの公園に行ったため、5人ぐらいでかくれんぼをした…とか。
個人レッスンですが、横のつながりがあり、
お互い、なんとなくピアノを通して良い関係を築いている…。
先生にとってはメチャクチャ嬉しいです。
この間は、3歳になりたての子が「イヤイヤ期」らしく、そのあと来た三年生のお姉さんが折り紙や音符の塗り絵を一緒にやってくれたことで、意識がちょっと変わったかな?
楽器の習得は、時間がかかるし、楽しいばかりではないけれど、
励まし合いながら、大変なのは私だけじゃない、
と思いながら、長く音楽と友達でいてほしいな…
というのが願いです。
生徒さんのためのピアノトリオ研究会
ピアノトリオの研究会をしました。
ピアノは一人で弾ける楽器ですが、本当は、一人でアンサンブルをしているのですよね。
なので、本当のアンサンブルをして、バランスの勉強をしてみようと思いました。
前からやりたかったのですが、発表会ではソロも弾きたいし、ということで、なかなか実現できず、やっと…。
子供の部と大人の部に分かれて、それぞれ、一品持ち寄りでこどもランチと、大人ディナー、
少し早いクリスマスも兼ねてのパーティ付き🎄
肝心の演奏の方は、子供たちも初めてなのに堂々とアンサンブルして、ちょっとビックリ‼️
みんなヴァイオリンとチェロと合わせられて楽しかった‼︎と口々に。
またやりたい‼︎という声が聞こえてきて嬉しかったです。
大人も緊張しながらも、素敵に奏でていました。
今回はコンサートではなく、研究会なので、
「テンポはどのくらいにしよう?」
「合図は誰がする?」と演奏者同士で確認し、
そのあとは「ここはこうしたらいいね」とか、
ワンポイント言うだけで演奏も変わってきたのが印象的でした。
色々な可能性があって楽しい‼︎
続けていきたいな、と思いました。朝からずーっと弾きっぱなしのジャスミンとミッツに感謝です💕