ごあいさつ

♪Diary

2025-08-29 06:06:00

ピースコンサート〜戦後80年〜

8/28、神奈川県倫理法人会青年部主催のピースコンサートに出演させていただきました。

戦後80年経った今、平和とは…を問うようなコンサートでした。

広島の原爆で被災したピアノが舞台に象徴的に置かれました。

 

IMG_1651.jpeg

 

当日、丁寧に調律され、スタンバイするその姿は凛としていました。

沢山の出演者がそれぞれの出し物を披露。朗読、歌いながらの書道、ピアノ、声楽、演歌、舞踊。。。一人5分という待ち時間でしたが、それぞれに平和を祈りながらの3時間でした。

私はリストのコンソレーション第3番を弾かせていただきました。

 

att._GyHIWxqDmEn4Pgx87AiZbo7km5Ku4PnLxwQERECeuk.jpeg

 

最後の歌のステージでは、急に「一緒に弾きませんか?」と言われ、初めてお会いしたピアニストさんとあまり知らない初めての曲を、初めての「被災ピアノ」で連弾で伴奏。

楽しかった‼︎

そのピアノは嬉しそうに良い音を奏でていました。

 

IMG_1655.jpeg

 

企画の皆さま、スタッフの皆さま、そしてご来場の皆さま、ありがとうございました。

 

IMG_1654.jpeg

 

茅ヶ崎から一緒に出演した演歌歌手、

沖田真早美さんと、楽屋にて…

美しいお顔立ちで、お化粧も上手で、

いいなぁ〜‼︎

と思いながら、私もお化粧の勉強した方がいいかなー?

などと考えていました(笑)

2025-08-14 16:38:00

ヴィエール (ハーディ・ガーディ) がやってくる!!

今年も、くすやまホールでは、素敵な加久間朋子先生のチェンバロとともに、

バロックのコンサートを開催いたします。

2025年10月4日 土曜日、二回公演です。

 

ヴィエールチラシ2025.10.04b..jpg

 

今回は、もう、お馴染みとなった「フラウト・トラヴェルソ」

そして、初登場「ヴィエール」という楽器をお披露目いたします。

 

ヴィエールはフランス語。英語でハーディ・ガーディ。

名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね?

でも、実物はなかなか見られないもの・・・

 

その楽器が、茅ヶ崎のくすやまホールにやってきます。

 

当初は、とても身分の低い庶民の楽器として発生したようですが(古いものは10世紀ごろ?)

次第に一般の人にも受け入れられるようになり、

18世紀頃には、宮廷音楽にまで発展するなど、当時では人気があったのですね?

 

奏法は、基本的に、このチラシの貴婦人が持っているように、

奏者は楽器を横にして、膝の上に置き、片手でハンドルを回して、片手で鍵盤を弾き、

中では弦が鳴るというなんとも不思議な楽器です。

 

私も、この楽器は去年初めて見ることができ、

美しいフォルムと、素朴な音色、そして、その興味深い演奏法に感動しました。

 

ぜひぜひ、この稀に見る楽器を沢山の方に見て、聴いていただきたいと思います。

 

ヴィエールについて熱く語ってしまいましたが、

この度の奏者、野崎先生は、フラウト・トラヴェルソでもとても活躍なさっていらっしゃる方で、

こちらも、素晴らしく、きっと、沢山の種類の楽器を持ってきてくださるのではないかしら?

と、そちらも楽しみです。

 

加久間先生は、もうお馴染み。

チェンバロという楽器にあらゆる角度から多彩な表情を見せてくださり、

なにしろ、「かっこいい!!」という言葉がぴったりな古楽器奏者です。

 

当日は、興味深いものがギュッと詰まった濃縮されたコンサートになること間違い無しで、

きっとあっという間に時間が経ってしまいそうです。

 

ご来場お待ちしています♡

ヴィエールチラシ2025.10.04c..jpg

 

2025-07-26 06:56:00

広島の被爆ピアノを弾く〜ピースコンサート

先日は広島原爆の日でした。

80年前、日本の歴史が大きく変わった日です。

 

この度、神奈川県倫理法人会の主催のピースコンサートに出演させていただくことになりました。

広島で被爆したピアノを弾かせていただきます。

 

IMG_1391.jpeg

 

戦争、地震で被災した楽器の数は数えきれないものだと思います。

その中で生き残ったピアノが、東横線綱島駅前のミズキーホールにやってきます。 

そして、そのピアノを弾くという貴重な経験をさせていただくこととなりました。

 

ピアノはモノという感覚の方は多いと思います。

でも、私はピアノはモノだとは思えません。

 

作った人の思い、良い音を奏でてほしいという願いが込められ、

また、その楽器に向き合った私たちピアノを弾く人が、さらに命を吹き込む。

弾く人によって、楽器は音色を変えます。

楽器と弾き手の融合によって、独自の音が紡ぎ出されるのです。

 

この日は、何人もの人が同じピアノを弾きます。

どんな音を奏でてくれるのでしょう。

まだ会ったことのないこのピアノ、

会話できるのが楽しみです。

 https://hibakupiano.com/

このピアノについては映画にもなったそうです。当日は2台搬入され、

一台は演奏用、一台は展示用になるそうです。

復元するまでにどれだけの時間を要したのでしょう。

一人でも多くの方に聴いていただきたく思います。

チケットのご用命は、こちら、くすやまホールのお問い合わせからお願いいたします。

 

 

2025-06-19 22:31:00

ピアノは歌う、ピアノは語る

立川でのコンサートは楽しかったです。

第20回目のピアニストとして演奏させていただきました。

 

ゲストはクラリネットの橋爪さん、

連弾パートナーのミゲルさん。

 

大きな緑の公園を臨む緑に囲まれたLaLaLaは

人を自然に戻してくれるような場所。

 

 

いろいろなアートと共存し、その日も久我通世さんのリトグラフ展示の中で演奏しました。

 

IMG_1315.jpeg

 

主人の思い出の曲

シューマンのアダージョとアレグロを

クラリネットで吹いていただきました。

彼のクラリネットは本当に良い音です。

IMG_1318.jpeg

 

ユダヤの曲をクラリネットと連弾で即興演奏したのも楽しかったし…

 

あとは、連弾でシューベルトのロンド、

NHKの津波バイオリンプロジェクトでミゲルさんが作った曲を連弾用にアレンジしたもの

(それを聴いて譜めくりの玲子ちゃんは涙がこぼれちゃったらしい)

それに定番のコロンビア舞曲集、アンコールアルバム集から。

 

みんなで楽しんだコンサートになりました。

 

IMG_1293.jpeg衣装はいつものとおり、LaLaLaプロデュースの

石巻の津波で流された着物のリメイク。

 

ミゲルさんは、あまりにフリーな空間にビックリ。

いつも気を張って生きているのに、

鎧を脱いだ気分、

と言ってました。

 

IMG_1297.jpeg

 

IMG_1299.jpeg

 

 

2025-06-03 11:50:00

ピアノは歌う、ピアノは語る

6/14に立川ラララでコンサートをさせていただきます。

一人のピアニストに焦点を当て、

ラララの東日本大震災の後、石巻に行ってきた

グランドピアノを弾く、という企画。

私はその企画、20人目のピアニストらしい。

 

コロンビアのコンサートで着た衣装は

こちらからお借りしたもの。

被災した着物を衣裳にリメイクして、

あの時のことを忘れないように、と、

みんなで着てコンサートをしています。

 

今回、どんな企画にしようかと迷いましたが、

私の音楽人生に大きな影響を与えてくれたのは

ホルン奏者の私の主人。

旅立ってちょうど今年の6月で10年なんです。

奇しくも、このタイミングで、感謝するコンサートができるのは幸せ、と、

ラララのオーナーの橋爪恵一さんに

ホルンの曲、シューマンのアダージョとアレグロ

をクラリネットで吹いていただこうと思います。

 

橋爪さんと主人は長〜い友人ですから。

 

そして、今、力を入れている連弾。

Miguelさんとコロンビアで、被災衣装を着て

コンサートをした思い出話など交えながら、

楽しんでいただきたいなぁー、

と思っています。

橋爪さんとMiguelさんのユダヤの曲も楽しみ‼︎

IMG_1234.jpeg

 

 

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...