ごあいさつ
♪Diary
礼拝のオルガン奏楽
5週間に一度のオルガンのご奉仕の日でした。
私のオルガン歴はまだ5年。
ピアニストだから問題ないでしょう、といつも言われます。
いやいや・・・・
足鍵盤を操ることが最大の難関です。
ピアノは、両手を使えば弾けますし、足はペダルだけ。
もちろんペダルもとても難しいし、左のペダルも使いますが、耳でタイミングを見ながら(聴くのではなく見る感じ)踏んでいくのです。
オルガンは、といえば鍵盤と同じぐらいの幅に大きな鍵盤があり、それを足で弾く。
楽譜は、といえば、ヘ音記号で書かれているため、左手と足鍵盤が頭の中でごちゃごちゃになり、
どちらの譜をどちらが弾くのかとっさにわからなくなるのです。
レッスンも時々受け、とても勉強になりますが、まあ、大変。
練習時間も教会の関係で限られているし、ピアノの練習もしなければならない(当たり前ですが)。
まあ、言ってみればいつも練習不足なんですが。
先生は「まだその曲持ってるの?まあ、ピアノで活躍している人はオルガンやめちゃう人が多いけど、よく続いているわよね。それだけでも偉いわ。」
と慰めてくださいますが。
忙しいと辞めたくなっちゃうけれど、教会のオルガニストになってしまったので辞めるわけに行かずなんとか頑張っているわけですが・・・
とにかく、オルガンは、右手と左手と足の3者が良いアンサンブルをしなければならないのでものすごい集中力が必要です。
大ホールのオルガニストを務めていらっしゃる先生でさえ、時々、左手と足が混合してしまうと聞いてちょっと安心しましたが・・・
自分としては最大の努力が求められます。
(小さいときにエレクトーンを弾いていた人は問題ないそうです。歳取ってからは鈍くなりますから。)
先日の礼拝では、自分としてはちょっとむずかしい曲で、でも集中すれば大丈夫、というところまで練習したのですが・・・
奏楽中、たった4分の間に、オルガンの両側にあるドアから右左交互に幼児とそのママが出たり入ったり・・・
それも何度も・・・
案の定、集中が途切れて、危ないこと数回。
止まることはなく、なんとか最後まで弾ききりましたが、時々変な音を出したりしてショック!!
そして、その日の説教は「誘惑」
なんだか、試されていたような気がしてなりません。
そんなことがあっても集中しなさい!!って。
演奏が終わったら、パタリとその親子は姿を見せなくなりました。
練習風景を録音してあったのでちょっと・・・(私のレベルなりに)
「救いは来たれリ」作曲者不詳