ごあいさつ
♪Diary
夏休みファミリーコンサート 終了
先週は練習、本番めいっぱいでした!
その中で、メインイベントが昨日終わりました。
私が教えに行っているアミ音楽教室の
講師による「夏休みファミリーコンサート」
http://www.music-ami.com/ad/ami0730.pdf
ゲストにチェリストの安田謙一郎氏と
元オリンピックコーチの青木倫氏をお迎えしてのコンサートでした。
安田謙一郎さんにはシューマンの「幻想小曲集」とサン=サーンスの「白鳥」をお願いしました。
予想通り、彼の美しくふくよかな音色で始まったシューマンは会場を魅了していました。
白鳥は、さすがに絶品!
袖にいる仲間たちは、
「白鳥、素晴らしすぎて涙が出てきた…」と。
シューマンの二曲目は主人ともよく演奏した曲でした。
今回、改めて全曲弾かせていただき、
シューマンの語り口と、それが絡みあって紡がれるチェロとピアノの絶妙なコントラストに本番中も感動していました。
青木倫さんのお話も素晴らしく、
人間の日々の体の傾向とその対処法、
気をつけなければならないことなど楽しい講座でした。
やはり、背中をまっすぐ、お腹を引っ込めて、体幹を鍛えること、
筋肉を増やすにはよく寝ること、など。
打ち上げの時には、体がアンバランスな人には施術してくださいました。
私は、前の日にストレッチに行ってきたので、バランスは悪くなかったらしく、
体幹の鍛え方、ちょっと疲れたところの指圧をしてくださいました。
演奏会に戻りますが、あとは、
安田先生含めてヴィヴァルディの「四季」の春と夏、
ピアノの講師による連弾、
コントラバス、フルート、などの演奏をお聴きいただきました。
懐かしい元生徒さんだったお客様にもお会いできたり、
良い演奏会だったと思います。
そして27日には、アミの生徒が出演したコンクール受賞者のコンサートでサントリーホール。
28日には東京音大付属高校のヴァイオリンの子のコンクール予選の伴奏。
シベリウスのコンチェルトで、難曲だし、合わせも難しかったのですが、
音程も安定していて、丁寧な演奏で、予選通過。
こちらもホッとしました。
これからは、9/4のベートーヴェンのチェロソナタシリーズの練習が始まります。
ベートーヴェンの1番とショパンのチェロソナタ。
大曲二曲並べてしまったので、
真剣に取り組まないと!
安田先生の自然な音楽にいかに寄り添えるか、
未熟な私としては、先ずは楽譜に忠実に、
を心がけて練習していこうと思います。
なぜ、ショパンのチェロソナタを弾くことになったか、
は、また改めてお話しします。
命日の楽しいセレモニー
霊園に行っても彼がいないのは感じています。
天国で音楽三昧しながら、
いつも私を守ってくれているのですから。
でも、やはり行ってしまうのですね。
肉体の名残があるから…。
去年葬儀でお世話になったかけがえのないお友達と賑やかに…。
タイマーで不安定な場所で撮ったら曲がっちゃいました(^^;;
峰本は光彦さんもお気に入りでした。
そして帰ったらお花がまた送られて、
直々にいらしてくださった方もあり、
ありがとうございます!
ルナも一緒に(^-^)
調律も入ったし、レッスンもして、
良い一日でした?
命日
今、だいたいこの時間…
病院から「急変しました」という電話があったのは1時半頃だったでしょうか?
いつもならすぐ取る電話なのに、
なんだか怖くて布団をかぶって電話が鳴り止むのを待っていて…
着信を見たら病院から…
慌ててかけ直し、
「すぐいらしてください」
と言われたのに、
それでもなんだかグズグズしていた私。
車に乗ってエンジンをかけたら、
昼間病院から帰るときに聴いてキリのよいところで止めた、
ブラームスのヴィオラソナタ2番の第2楽章のAppassionatoのテーマが大音量で鳴り、
飛び上がったのも記憶に新鮮です。
その間、呼吸がなくなっていたのに、
主治医はずっと心臓マッサージをしてくださっていました。
グズグズしていてごめんなさい!
と心の中で主人と主治医に謝りました。
そして、もう痛いし十分ですから、と心臓マッサージを止めていただきました。
どんな気持ちで一人で天国に上って行ったのかしら?
その瞬間に一緒にいられなかったのがとても残念ですが、仕方ないです。
それが彼の優しさだったのかな?
でも、沢山の人に愛され、
葬儀の参列者の多さと言ったら!
本当に申し訳ないほど有難く、
妻として、誇らしくも思いました。
追悼演奏会もしていただき、
先日もカリフォルニア大学の指揮者からも追悼の意を込めての演奏会もしていただきました。
ちょっと早かったけれど、よい人生だったのかな?と思います。
優しくて、いつも私を見ていてくれたし…
きっと今でも見守ってくれているはずです。
あたたかい眼差しを感じます。
ルナも一緒に…。
今日は鎌倉霊園にお友達と行きます。
私には素敵なお友達が沢山です。
結婚したから縁ができた友達や演奏家も沢山…
沢山のものを残してもらって、
今、こうして頑張っていられます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
お世話になったみなさま、
ありがとうございました。

昨日はピアノの部屋に写真を持ってきました。
お花も頂いたりしたので。
本当に一緒にいる感じで嬉しくなりました。
猫踏んじゃった
教室の中も緊張感が漂っています。
まだ暗譜も危ない子たちは焦るし、
普段弾けても、人前を意識すると
なんだかうまくいかなかったり…。
こんな緊張感はそうそう味わえるものではないので、
出演するだけでも立派だと思います。
今日は、朝からレッスン。
合間にヴァイオリンの伴奏合わせも入り、ほとんど休みもなく、
最後のレッスンが終わったのは夜9時近く。
別の部屋でレッスンしていたヴァイオリンの小2の女の子も同じ頃に終わり、
ヘトヘトの顔をして出てきました。
お母さんと先生がお話ししている間に、彼女はいきなり電子ピアノのヴィブラフォンの音色を最大音量にして曲にならない曲を弾き始め、そのうち、「猫踏んじゃった」に…
私も遊びに入って連弾し、
そのあと、左手で猫踏んじゃった、
右手で、迷子の子猫ちゃんを一人連弾したら、
どうしても迷子の子猫ちゃん弾きたいと。
ヴァイオリンも上手で、音感も良い子なのですぐに覚え、
そこから、ゲラゲラ笑いながら、
時々即興で遊びながら、弾き続け、
私も付き合わされ、本気で笑い転げ、
あー、スッキリした(^-^)/
また難曲…
譜読み!譜読み!の一ヶ月でした。
来たる6/19のアミの発表会では、
ゲストとして、
スウェーデン国立歌劇場のオペラ歌手、
エケネス・ホーカンさんとその奥さん真保さんに歌曲を演奏していただくのですが、
また、その伴奏の難しいこと!
ホーカンさんは、イギリスの有名な
Vaughan WilliamsのSong of travelから、
「放浪者」「美しい人よ目覚めておくれ」
まあ、これはいいとして、
真保さんの、やはりイギリスの作曲家
Wiliam Waltonのファサードの3つの歌(three songs)
弾いても弾いても音がなかなか入ってこなくて、
やっと、最近、ゴソゴソしたところから抜けられそうな感じです。
一曲めは「ダフネ」スローな感じ。
二曲めは「鍍金した格子越しに」スペイン風
三曲めは「老フォーク卿」完璧ジャズ
…
とても素敵な曲なのですが…
しかも、彼らが日本に到着するのが、
本番の二日前。
前日のリハーサル一回で大丈夫なのか…!?
大変不安ではありますが、
楽しみでもあり、
あと二週間、手に馴染ませなくては!
そして、また、改めて書きますが、
7/3の山田耕筰生誕130年にちなんで、くすやまホールでもコンサート。
ここのホームページでご覧いただけます。
有名な「赤とんぼ」は茅ヶ崎に住んでいた時に書かれた、というのはご存知の方も多いと思いますが、
なんと、ピアノ曲もたくさんあるのです。
調べれば調べるほど面白く、
無い楽譜は近代音楽館(明治学院大学内)まで調べに行き
マイクロフィルムの自筆譜をコピーさせていただいたり、ワクワクしながらの曲集めでした。
歌、ヴァイオリン、校歌、オーケストラなどはすごく沢山あるのですが、
フルートは一曲、チェロは二曲しかなく、
その全三曲もご披露いたします。
また、パリ万博で人気を得た川上音二郎の一座の音二郎の妻で日本初の女優、マダム貞奴と山田耕筰の接点も語っていただきます。
まだまだ、ピアノの上に他の楽譜も積み上がっていますが、
少しずつ、制覇していかなくては…
そうそう、話は飛びますが、
先日、フルートの友人の伴奏をさせていただいたところが、
沼津市民文化センターで、
主人の指揮で、ラフマニノフのコンチェルトを弾かせていただいた思い出深い場所でした。
その時以来でしたのでとても感激しました。

その前日には、12月に演奏した
バッハの「音楽の捧げもの」
のメンバーと半年越しでの打ち上げ反省会。
全然知らないレストランだと思ったら、
主人と一度だけ行ったことのあるレストラン。
別に、そんなこといくらでもあるのでしょうが、
私にとっては、一つ一つが大事な思い出です。
この先、一緒の思い出は作れないので、
大事に大事にしていきたいと思います。
