ごあいさつ

♪Diary

2016-06-01 21:43:07

また難曲…

5月はコンサートもそんなに多くなかったのですが、
譜読み!譜読み!の一ヶ月でした。

来たる6/19のアミの発表会では、
ゲストとして、
スウェーデン国立歌劇場のオペラ歌手、
エケネス・ホーカンさんとその奥さん真保さんに歌曲を演奏していただくのですが、
また、その伴奏の難しいこと!

ホーカンさんは、イギリスの有名な
Vaughan WilliamsのSong of travelから、
「放浪者」「美しい人よ目覚めておくれ」

まあ、これはいいとして、
真保さんの、やはりイギリスの作曲家
Wiliam Waltonのファサードの3つの歌(three songs)
弾いても弾いても音がなかなか入ってこなくて、
やっと、最近、ゴソゴソしたところから抜けられそうな感じです。

一曲めは「ダフネ」スローな感じ。
二曲めは「鍍金した格子越しに」スペイン風
三曲めは「老フォーク卿」完璧ジャズ

とても素敵な曲なのですが…

しかも、彼らが日本に到着するのが、
本番の二日前。
前日のリハーサル一回で大丈夫なのか…!?

大変不安ではありますが、
楽しみでもあり、
あと二週間、手に馴染ませなくては!



そして、また、改めて書きますが、
7/3の山田耕筰生誕130年にちなんで、くすやまホールでもコンサート。

ここのホームページでご覧いただけます。

有名な「赤とんぼ」は茅ヶ崎に住んでいた時に書かれた、というのはご存知の方も多いと思いますが、
なんと、ピアノ曲もたくさんあるのです。

調べれば調べるほど面白く、
無い楽譜は近代音楽館(明治学院大学内)まで調べに行き
マイクロフィルムの自筆譜をコピーさせていただいたり、ワクワクしながらの曲集めでした。

歌、ヴァイオリン、校歌、オーケストラなどはすごく沢山あるのですが、
フルートは一曲、チェロは二曲しかなく、
その全三曲もご披露いたします。

また、パリ万博で人気を得た川上音二郎の一座の音二郎の妻で日本初の女優、マダム貞奴と山田耕筰の接点も語っていただきます。

まだまだ、ピアノの上に他の楽譜も積み上がっていますが、
少しずつ、制覇していかなくては…



そうそう、話は飛びますが、
先日、フルートの友人の伴奏をさせていただいたところが、
沼津市民文化センターで、
主人の指揮で、ラフマニノフのコンチェルトを弾かせていただいた思い出深い場所でした。
その時以来でしたのでとても感激しました。



その前日には、12月に演奏した
バッハの「音楽の捧げもの」
のメンバーと半年越しでの打ち上げ反省会。
全然知らないレストランだと思ったら、
主人と一度だけ行ったことのあるレストラン。

別に、そんなこといくらでもあるのでしょうが、
私にとっては、一つ一つが大事な思い出です。
この先、一緒の思い出は作れないので、
大事に大事にしていきたいと思います。

2016-05-09 06:48:32

ヴァージナルとクラヴィコード



アメリカからズッカーマンの華やかなヴァージナルが来たから弾いてみませんか?

とお誘い頂き、行ってきました。
エリザベス一世のイメージだそうです。

小さいのになかなか指ごたえのある芯のしっかりした音でした。
でも、その中に優しさと愛らしさが微笑ましく、
わたしはここにいるわ!というような存在感のある楽器でした。






そして、私の不得意だった四角いクラヴィコード。


今日は向かい合うわよ!

と思って弾き始めたら、なんだか馴染んできて、だんだん気持ちよくなってきました。

指の方向や力加減で音が生きたり死んだりする非常に微妙な楽器です。
鍵盤は1~2mmしか下がらないし、
音も微かなので、音色の変化も集中力がいるため、
楽器と自分だけの世界に入ってしまいます。
チェンバロの音が大きく聴こえてビックリするほどです。
バッハの時代はもちろん、ハイドンも大変好んだ楽器だそうです。

楽器独り占めして至福の時間でした。ありがとうございました!

帰って来て、
ピアノがどれ程怪物のような音かしら?
と弾いてみたら、
指も体勢も調整されていて、
ピアノもとてもふくよかな音になっていました。

なるほど、クラヴィコードが弾けたら、どんな鍵盤でも弾きやすくなる、
…本当のようです。


この講習会も予約しました。
2016-04-26 16:22:58

いろいろその2~発表会など

また時間が経ってしまいました。

その間に熊本の大震災もあり、
被災された方には心からお見舞い、お悔やみを申し上げます。

こうやって、普通に生活できていることが、どれだけ有り難いことか…

毎日、ありがとうございます!
と言わずにはいられません。




もうすぐ5月なのに、4月始めのことを書こうとしています。

4/10は生徒の発表会でした。
毎年のように大人も子供も真剣です。

嬉しかったのはホルンの生徒さんが5人も出て下さったこと。
主人がいなくなっても、こうやって集まってくれて、
しかも、焼津市や静岡市からも…
感謝です。
一番喜んでいるのは主人でしょう。
気配がしましたもの(*^^*)




その2日前は
秋田国際教養大学の入学式で、
慶子さんのヴァイオリンとチェンバロで、祝賀演奏をさせていただきました。

チェンバロは、私が4年半前に、やはり9月の入学式で弾かせていただいて以来、
倉庫の中で眠っていました。

学長さんが大の音楽好きで、ご自分もヴァイオリンを弾かれ、良い楽器をお持ちでした。
大学にもピアノのフルコンサートとチェンバロとを置かれ、
コンサートをなさるおつもりでしたでしょうにお亡くなりになり、
楽器もそのままになっていました。

今回、新しい職員の方も、幻のチェンバロを楽しみにしていて下さったようです。

前回と同じように、製作者の久保田さんがメンテナンスにいらして、調律もしてくださると思ったら、
ヤマハさんが調整して下さっていたらしく、
調律は奏者の方ができるはずだから、
ということで、
呑気に構えて行った私でしたが、
慌てて、調律表を送ってもらい、
なんとか良い音に仕上がりました。


調律中の真剣な私


バッハとヘンデルのヴァイオリンソナタの抜粋と、
ルイ クープランの短いチェンバロソロを弾かせていただいたのですが、

とても好評だったらしく、
先生方、ご父兄の方にお礼を言われ、
チェンバロの存在感に驚きました。
もっと弾いてあげてほしいものです。





そのあとは、友人のオーケストラの入団オーディションにお付き合いしたり、
ですが、
週何回もの本番からは解放され、
ちょっとホッとしています。

先週は、大阪に嫁いだクラリネットの親友と10年ぶりぐらいに会うべく、
名古屋まで行ってきました。



新緑が美しく、ご機嫌でした。
こんな時だけれど、会える時に会っておかないと、
と、再会を喜んだ次第です。


2016-04-15 11:19:36

いろいろ その1

走り去った1カ月でした。

ヴァイオリンとヴィオラのデュオが終わり、
クラリネットと語りのコンサートが終わり





コンクールの伴奏が立て込み、

大きなものが終わったので
ちょっと遊びに…

横浜港のロイヤルウィング15周年のランチバイキング










そして更に、久々の大学の同級生のフルートの友達と会い、
近場でランチのつもりが、富士山綺麗と誘われ、御殿場、箱根。

雲も…主人の話をしていたら、
立派な富士山の上に大鷲と
大きなハート!







それから魚沼のヴァイオリンの合宿







そして、
クラリネットと語りの再再演。
くすやまホールでもとても好評でしたので…
私も初弾き語りで、慌てて声楽のレッスンに飛び込みました(笑)





譜めくりは、もと生徒で、女優の卵、
岡田桃子。赤いドレス。
可愛い!


続く


2016-01-20 23:07:00

長谷寺に…

急に思い立って鎌倉の長谷寺に行きました。

 

 



静寂さが心地よく、
穏やかな気持ちになりました。

私の前から消えた大好きな人たちのことを祈りました。

そして、人の力ではどうにもならないことを受け止め、
それを受け入れようと思いました。

観音堂に入って、十一面観音像と向き合ったとき、
朝からの頭痛がスーッとなくなり、
心が静まって行くのを感じました。

不思議です。

行ってよかった!
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