ごあいさつ

♪Diary

2019-03-28 09:24:38

発達障害の学童で…

去年、たまたま道で会った友人が何気なく、
発達障害の子たちの学童でピアノを弾いていただけたら…

という話から、
ボランティアでも行きますよー!

で、先日実現となりました。


発達障害のそのクラスは初めてコンサートは初体験だったようです。

小学校一年生から高校三年生までの学童。
奇声をあげたり、落ち着かなかったりするかも…とスタッフは心配していましたし、私も、気に入らなかったらどうしよう!と心配もしていました。

17人という人数だったので、それぞれの子とコンタクトが取れるように、曲の解説などもしました。
みんな曲も静かに聞いてくれました。

頑張ってー!とか、上手だったよー!と言ってくれた子もいて微笑ましい!

3曲目の途中からみんなの集中力切れたような気配がしました。
でもそのあと、体験を入れたのでよかったです。

子供達に1つの音を四分音符で弾いてもらって、私が即興で伴奏するというもの。
グループごとに調を変えて弾き、みんなもノリノリ。
弾きたい子はハイ!ハイ!と手を上げて2回も弾いた子もいるし、弾きたいのに恥ずかしがってる子も…。

最後に、同じ曲でも違う音から始めると雰囲気が変わるよ、と、「蝶々」をいくつかの調で弾いたら、ホントだーー!って。
びっくりした顔が可愛かったです。

そのあとディズニーメドレーを弾いておしまい。

とっても楽しかったー!と口々に言ってくれてホッとしました。

そのあとはサイン会(笑)

朝から楽しみにしていたコンサートだったらしく、無事に終えてスタッフもホッとしてました。

コンサート後も、いろいろな子達とお話ししたりしましたが、発達障害、と言われても、どこがそうなのかわからない子も多く、どこで線引きするのでしょう。
素直で可愛い子達ばかりでした。

「障害」という言葉が残ります…。

みんなが助け合って生きていかれる世の中になってほしいですね。
文化会館の練習室が会場でした。
2019-03-24 16:47:05

8年目の3月11日

今年は初めて、311の日に東北に行きました。
石巻の観光協会の主催のコンサートでした。

この辺りで大切な人を失っていない人はいないのよ…

この重みのある言葉…


献花

作曲家、クラリネット奏者、声楽家2人、そしてピアノの私…
2時44分にサイレンが鳴り黙祷。
46分からコンサートが始まりました。

津波の後、まだ復興中の街の中…
そこの一角に昨年9月に新しく建てられた「かわまち交流センター」は、
初めて沢山のお客様を迎えたそうです。

聴いてくださる方たちの目には涙が光り、私たちもそこで演奏させていただく重さを感じながらのコンサートでした。

世界から集められた5×5の布たちも掲げられて、想いが一つに重なったような場となりました。




翌日に訪れた大川小学校は見るも無残な姿で残っていました。
お坊さん3人が般若心経を唱えていました。
裏山に逃げたら助かったのに…
とは思うものの、とっさの判断は難しいですね。
1人、おじいちゃんが「何かあったら山に逃げろ!」の教えを守り、列から離れて、その子だけ助かった、という事実は、いろいろ考えさせられます。
先人の教えは素晴らしいのだ、と思いました。





どうか、それぞれの魂が、それぞれのところで安らかでありますようにお祈りするばかりです。

2019-03-10 16:43:54

1月2月を振り返って…

今年に入ってブログを書いていないことに気づきました。

この2ヶ月、濃く忙しい日々でした。

1月11日
ちくちく着物プロジェクト
この前回ブログに書いたコンサートです。




1月19日
ミゲル ソーサと仲間たち
華やか、かつゴージャスなステージで練習も楽しかったです。



1月29日
約一年ぶりくらいのくすやまホールのコンサート
フランスのSimon君と二台ピアノ。
初平日の昼間、かつ、初二台のピアノのコンサートでした。もともとSimon君とは別の2つのコンサートで連弾でご一緒だったのですが、
二台ピアノが並んでいる我が家でその練習をした際、彼が二台をやろうよ!と言い出したのです。
決めてから一週間しかないし、他の小さなコンサートもあるし、(ホント!)必死で練習しました!

モーツァルトと二台のためのソナタ
(のだめでおなじみ)
ミヨーのスカラムーシュ





そのあとは
お雛祭りコンサート2日間
歌、朗読、25弦箏、踊り、クラリネット
ひなあられのように色とりどりのコンサートでした。







まだまだコンサートは続きます。
とりあえず忘備録のようなブログでした。
2018-12-28 13:47:28

1月のコンサート2つ

今年も残すところ3日。
25日に今年のコンサートは終了しましたが、
また明けてすぐコンサートです。

1つは1/11金曜日19時より
茅ヶ崎市民文化会館小ホール。





東日本大震災で流され被災した高級な具服屋さんの反物の布を何度も洗い
ヘドロの臭いを取り、
ドレスにリメイク。

また、あまりにも汚れのひどいものは小さく切って、無駄にせず、
その端切れを使い、
50?×50?の布に自由な刺繍やパッチワークをして作品として仕上げるというプロジェクトを立ち上げました。

名付けて「ちくちくきものプロジェクト」

それを連ねて、
2020年に再建される石巻の文化会館の復興の際に緞帳にしようという願いを込めて
全国から一針一針の思いが届けられました。

サントリーホールでも積極的に応援してくださり、
NHKニュースや特集でも何度も放送されました。

我が家でそのイベントコンサートをした際、
茅ヶ崎からの出品がかなりたくさん集まり、
石巻に行く前に茅ヶ崎でもコンサートしなければ!
と今回の公演に至りました。

そのパッチワークは海外からも送られ、いまでは2,600枚を超えたそうです。 このコンサートには、絵本画家の葉祥明さんもご出演くださいます。



お時間が許されますようでしたら、お出かけいただきたく存じます。

そして、もう一つ




第二次世界大戦で空襲を受けたという
知られざる歴史の「高知県」
今年3月に、高知の平和資料館で慰霊を兼ねてのコンサートをしましたが、
そのコンサートを是非関東で!
という声もあり、実現に至りました。
「ミゲル ソーサと仲間たち」
という本当に素敵な仲間たちの演奏です。
ミゲルさんの素晴らしい作曲編曲を中心にお聴きいただきます。

私はピアノですが、ミゲルさんの邪魔はいたしません(笑)
数年前より彼とは連弾でとても気が合い、
以来、パートナーとして活動をしています。
連弾と弦楽器、打楽器で、かなり濃厚なサウンドが生まれます。
今、彼は来年に向けて編曲で必死でしょう。
こちらも是非聴いていただきたいコンサートです。

1月はなにかと慌ただしいですが、
お知らせを二つさせていただきました。
2018-12-22 09:26:03

雪の秋田

暑いハワイのあとは、雪の秋田。

秋田国際教養大学のクリスマスコンサートにチェンバロ奏者として行ってきました。

なかなか使われない久保田さんのチェンバロ…
見兼ねた講師の慶子さんとMiguelさんが、チェンバロを使ったコンサートにしました。

Miguelさんの作った初心者ヴァイオリンの曲はとても素敵な伴奏が付いて、なんとも上品な曲で、学生たちもたのしみながら弾いているのが感じられます。

とても良い時間でした。




うちと同じ久保田彰さんの作






本場稲庭うどん!



そして、明日はクリスマス礼拝で
オルガン奏楽。。。
会堂を建て替えるため、今の会堂では最後のクリスマス。

オルガンの先輩を差し置いて、
去年に引き続き、私がオルガン当番になってしまって申し訳ないような…

心をこめて賛美しなくては!