ごあいさつ
♪Diary
2021-04-26 23:02:00
鍵盤楽器勢揃いの日
4/25.幸せな気持ちでコンサートが終了しました。
フォルテピアノが我が家に仮住まいして40日余り。
どうしてもこの姿と音をお伝えしたくて無謀にも企画してしまったコンサート…
クラヴィコード、チェンバロ、フォルテピアノ、現代のピアノの弾き比べをさせていただき、時代とともに変化してきた鍵盤楽器を少しお伝えできたのなら嬉しいな、と思っています。
アンケートも書いていただきましたが、好きな楽器はもちろんそれぞれ。
でも、思ったのは、作られた時代の楽器で弾くのがしっくりくる、ということ。
当たり前と言えば当たり前でしょうが、私たちが現代のピアノで古典派以前を弾く時に苦労していることが、当時の楽器で弾くと腑に落ちるのです…。
今回苦労したことは、4種類の鍵盤楽器はタッチがまるで違う、ということ。どれかを練習しすぎると、どれかが弾きにくくなり、それもまた興味深い要素でした。
でも、そういえば、チェンバロを始めた頃、こういう演奏会をすることを夢見ていたことを思い出しました。
また、昨日は緊急事態宣言が出てしまったその日でした。(茅ヶ崎は出ていませんが)人数を半分以下にしてのコンサートでしたが、二公演とも満員御礼で、とても興味を持って聴いてくださったこと、とても感謝いたします。
そして、今回、モダンのピアノと、古楽器、それぞれおニ人の調律師さんにお世話になったことも感謝です。
ありがとうございました。
夕方の公演の時、盲導犬アイジュちゃんが一番前でリラックスして聴いてくれていたのも嬉しかったです。